OUR STORY
日本酒とは、日本人の技術の結晶です。
人の手で、米と水を使って造ります。
五丈余の底から湧き出る当蔵の水は、今もって語り継がれている程の良質な水でした。
蔵のある塩田平は、江戸時代上田藩の5万石のうち塩田3万石と言われるほど、歴史的にも肥沃な土地を持つ米どころ。
良い水と米を使ってお酒を造り、皆様に飲んでもらいたいと酒造業を始めたのが、初代若林万兵衛でございました。


「皆様に愛されてこそ本当の酒だ」という初代からの教えを守り、時代に合ったお酒を造るために努力いたしている次第です。
代表銘柄は”月吉野”。
創業の頃、吉野桜の下で花見の宴の際、満月に桜吹雪が舞っているのを見て、命名されました。
花見酒から始まった当蔵の酒は、塩田平・別所温泉を訪れる人から始まり地域の皆様に、1年を通じて親しんで頂いております。
会社情報
会社名 若林醸造株式会社
代表取締役社長 若林文夫(四代目蔵元)
所在地 長野県上田市中野466 TEL:0268-38-2526 FAX:0268-38-0225
創業 1896年(明治29年)10月
資本金 1,000万円
事業内容 清酒製造・販売、清涼飲料水(ジュース・甘酒)製造・販売、卸売
営業時間 平日 9:00-16:00
沿革
1896 明治29年
若林万兵衛が小県郡中塩田村中野に、酒蔵を創業。日本酒と醤油の醸造を始める。越後杜氏の流派を組んだ酒造りを行う。
1921 大正10年
若林醸造株式会社へと法人化する。
1993 平成5年
外商部を新設し、事務所並びに倉庫を増築する。
2006 平成18年
ジュースの加工事業を始める。規格外の農作物の2次利用に貢献する目的。
2011 平成23年
酒米美山錦59%精白米を使用した甘酒「四季の甘酒 」シリーズを、長野県工業技術センターと共同開発する。
2012 平成24年
植物性乳酸菌ラブレ菌を使用した「ラブレ菌発酵さわやか甘酒」を同センターと共同開発する。
2015 平成27年
約50年使用していなかった麹室を改装し、自社での麹造りを復活させる。
月吉野の酒の会をスタートし、年2回開催する。
2016 平成28年
四代目蔵元の次女・若林真実が歴史上初の女性蔵元杜氏となる。昭和44年以降集約製造に参加していたが、自社醸造へ切り替える。
2017 平成29年
TM式吟醸搾り機を導入し、製造量のほとんどを特定名称酒に移行する。
地元上田市の生産者との酒米契約栽培を始める。
2018 平成30年
清酒用冷蔵・冷凍庫を導入し、瓶貯蔵の保管能力を拡大する。
日本酒の輸出事業を始める。
2019 令和1年
植物性乳酸菌を使用した乳酸菌発酵酒母を開発し、山廃仕込みを復活させる。
2020 令和2年
塩田平の十人地区にて、酒米ひとごこちの有機栽培(お布団農法という綿を再利用する農法)に取り組む。
2021 令和3年
事務所併設の小売店舗を改装する。
限定流通の清酒ラベルをリニューアルする。
2022 令和4年
令和3年度全国新酒鑑評会 純米吟醸の部にて入賞。
International Wine and Spirits Competition 2022(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツコンペティション:世界三大酒類コンテスト)にてKunoichi by Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
第93回関東信越国税局酒類鑑評会 純米吟醸の部にて優秀賞を受賞。
San Francisco International Wine Competition 2022(サンフランシスコインターナショナルワインコンペティション)にてMoonbloom Daiginjoがゴールド、Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
Los Angeles International Wine Competition 2022(ロサンゼルスインターナショナルワインコンペティション)にてMoonbloom Daiginjoがシルバー、Moonbloomがゴールド、Kunoichi by Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
2023 令和5年
改装工事をし休憩室を作る。
下水工事をし洗米専用部屋を作る。
仕込み蔵のタンク配置を整理し2000Lサイズのタンクに統一する。(5000Lタンクを5本搬出)
San Francisco International Wine Competition 2023(サンフランシスコ国際ワイン品評会)日本酒部門にて、Moonbloom Daiginjoがダブルゴールド(最高賞)、Moonbloomがシルバー、Kunoichi by Moonbloomがブロンズメダルを受賞。
2024 令和6年
令和5酒造年度全国新酒鑑評会にて、「つきよしの 真」が金賞を受賞。